プペルの無料公開騒動について

キングコングの西野さんという人が絵本の中身を全て無料公開したということで色々と問題になっているようですが

興味があったので僕も調べてみました

この人は自分以外に30人くらいのスタッフを雇って分業で絵本を描いたとのことです

最初は2,000円で普通に販売してたみたいですが後に小学生から「高すぎる」と言われたのでお金の奴隷開放宣言と称して無料公開したと

そうしない方が良い場面もあるけどお金に縛られるなんて本の世界ではダサいんじゃねーのと(あくまで西野さんの個人的な意見らしいですが)

 

ここまでが問題になるまでの流れ

こういう影響力のある人間が無料で作品を公開するということをすると業界全体でクリエイターが創作の対価としてお金をもらいにくくなってしまう空気が出来る

というのがざっとネット上の意見を見たところのメジャーな主張でした

そんでそれに対して今回の無料公開はフリーミアムというもので西野さんのブログに説明されていることですがネット上で保護者などのお客さんに立ち読みしてもらって価値を確かめてもらってから現物を買ってもらって売り上げが伸びるというビジネス上の戦略なんだからええやんという意見がありました

確かにこういう戦略は別に問題ないと思います。ブログに書いてあることですがこの無料公開で増えた売り上げのおかげで他のスタッフさん逹への報酬が増えるらしいです。他にも色々なとこで利益が発生すると思います。売り上げを伸ばす努力をするのはもっともなことでそのこと自体は問題ないです。

もっと言うと他の業者もこういう戦略を取って売り上げを伸ばす流れが出来て絵本業界が盛り上がるのも結構なことだと思います。

 

まあ僕が気になるのはやっぱりこの人がお金という対価をもらって創作活動をしている人を何か卑しい存在のように言っているように見えることですね

この人自身の問題として考えることも出来ますがなんだか俺はこんな偉いことやってるけど周りの人は…っていう意図を感じても可笑しくないと思う

あと自分1人の力だけで描いた訳でもないのにマグレ当たりだ~って言っちゃうのも協力してくれたスタッフさん逹にかなり失礼じゃないかな

無料公開版では他のスタッフの名前が載っていないのもひっかかる

 

ここまで考えると今回のは一種の炎上商法なんじゃないかとも思えてきます

始めにわざと煽るようなことをガツーンと言って世間の注目を浴びて売り上げを伸ばし(この部分の因果関係が成り立っているのか分からないのでただの推測なのですが)た後、理論武装して正当性は確保しておく…という

これを全て計算ずくでやっているとすると賢いですね

ビジネスマンとしては評価出来ると思いますが、うーんあんまり上品じゃないよなあ…